1番・T-岡田から始まるオリックス打線wwwwwww

アローラ!イエロー(@inahime_poke)です。

昨日の北海道日本ハムファイターズ戦のスタメンを見て、驚いた人も多いかもしれません。

  1. T-岡田
  2. 吉田正
  3. マレーロ
  4. ロメロ
  5. 小谷野
  6. 中島
  7. 伊藤
  8. 安達
  9. 大城

めっちゃ強そうやんけwwwww

オリックスのスタメンがすごい

1番・T-岡田

なんと、1番にT-岡田選手を起用したのでした。しかしこれは奇策ではないと思います。「出塁率が高い打者を1番に置く」というのは理にかなっていますね。2003年阪神の「1番・今岡」みたいなもん。

実は、この記事執筆時点(8月4日)で、ホークスの柳田選手、ライオンズの秋山選手に次いで出塁率ランキングパ・リーグ第3位に名を連ねているのがT-岡田選手です。なんと4割近い出塁率を記録しています*1

T-岡田選手が出塁しても盗塁できないじゃないか…というツッコミがありそうですが、そもそもこの記事執筆時点(2017年8月4日)でオリックスの盗塁数はリーグ最下位です*2。だーれも盗塁してませんw

盗塁数
ソフトバンク 60
西武 84
楽天 24
オリックス 16
日本ハム 58
ロッテ 27

だから結局「単純に出塁できる打者を上位に置いとく」ってのは十分に有り得る選択肢だと思う。そしてT-岡田選手は昨日早速1番打者としてホームランを打ちましたねw

そもそも「プレッシャーのかからない場面のほうがのびのび打てる」という理由から6番や7番打者を任せれることの多かったT-岡田選手。

ホームラン20本に対して、打点が40にも満たない(3倍打点ニキどころか2倍打点ニキすら激怒w)…というところをみると、クラッチヒッターという役割よりも、意外と出塁する方に適性があるのかもしれません。

攻撃的2番・吉田正尚

この日のオーダーがすごかったのは、1番にT-岡田選手を置いただけにとどまらなかったこと。

2番に吉田正尚選手、3番にマレーロ選手、4番にロメロ選手、5番に小谷野選手、6番に中島選手、7番に伊藤選手…と、「打てる」バッターを上位に固めて、とにかく点を取りに行くスタイルだった。

この日に3本のホームランが生まれたのは「できすぎ」としても、「T-岡田との勝負を避けても吉田正、そこをしのいでもマレーロ、ロメロ、小谷野、中島…と強打者が続く」という打順は、投手からすれば絶対イヤですよ。息つく暇がない。

2000年からしばらく、巨人とかはそんな感じだったよね。「吉田出塁→マレーロタイムリー→ロメロホームラン」って流れは完璧だったと思います。下位からの攻撃イニングは捨てて、3-4巡する上位からの攻撃で徹底的に点を取りに行くスタイル。

子供のほうが「野球を知っている」のでは?

「セイバーメトリクス」を取り入れ、メジャーでは主流となっている「攻撃的2番」。ご存じの方もおられるかと思います。

今年の楽天の2番・ペゲーロ選手で特に脚光を浴びてたりもするけど、「攻撃的2番」を取り入れる動きは日本球界にも確実に出てきているよね。

2015年にセ・リーグを制したヤクルトは、川端慎吾の2番起用がハマり打線が機能した。川端自身も打率.336、195安打をマークし、首位打者と最多安打のタイトルを獲得。昨シーズン25年ぶりの優勝を果たした広島も、不動の2番・菊池涼介が.315の高打率をマークし、こちらも181安打で最多安打のタイトルを受賞した。
 
(中略)
 
チーム方針とともに菊池自身の打撃スタイルの変化が、25年ぶり優勝の原動力になった。川端の2015年犠打数もわずかにふたつ。バントをしない2番打者がセ・リーグを席巻している。
 
今季はDeNAの梶谷、楽天のペゲーロだけではなく、ロッテも開幕第3戦目以降、昨季の首位打者&最多安打者の角中勝也を2番に入れてきた。そして4月6日には、日本ハムの大谷が2番・指名打者でスタメン出場。
 
引用元:梶谷、ペゲーロ、角中に続き大谷も! “攻撃的2番”が球界を席巻する

ヤクルトの川端、広島の菊池、DeNAの梶谷、楽天のペゲーロ、ロッテの角中、日本ハムの大谷、オリックスの吉田正…という顔ぶれが「2番打者」に名を連ねている。隔世の感がありますね。

これは「攻撃的2番打者」論者がよく言っていることだけど、1番打者や2番打者は一番打順が多く回ってくるんですよね。だから上位にいいバッターを置いとくのは当たり前とも言える*3

そもそも「いい打者を上位に固める」方が点が取れるのは子供ですら知っている。つまり、子供が遊びで野球をやるときって、よく打てる子ほど上位に名を連ねているよね。打てる子はとにかく上位に置いて点を取りに行く。

子供ですら「野球を知っている」のに、なぜ2番はバントやエンドランといった小技マンのポジションだったのか、ぼくは長年疑問でした。

どれだけ小技がうまくても、ランナーが誰もいなければ結局は何もできない。1番打者が凡退したら、2番打者も自動アウトやん、みたいな。

その意味で、打率2割台前半の西野選手や小島選手なんかが1番や2番にいるよりも、吉田正尚選手が2番にいたほうが圧倒的に相手に与えるプレッシャーが大きいということになります。

調べてて「おもしろいな」と思ったのは、実は日本にも「攻撃的2番」という考え方が古くから少数ながら存在していたということ。故・上田監督がそう語っているんだから、けっこう昔からあったんでしょう。

小笠原の著書『ガッツ 魂のフルスイング』(KKロングセラーズ)によると、当時の上田監督から「2番打者がバントを多用するようになる前は、2番打者も攻撃的だった時代があった。投手力に不安を残すので初回からビッグイニングを作りたい」と説明を受けたという。
 
引用元:元祖・攻撃的2番打者「2000年の小笠原道大」の凄さとは?

こんな感じで日本の野球はもう少しメジャーリーグに学ぶことで変わってくるんじゃないかと思いますよ。

楽天なんてけっこうおもしろくて、「セイバーメトリクスを活用するフロントチーム」なんてのが設けられてるらしい*4。これが好調を支える一因になっているとも言えそうだよね。

あとはリリーフ陣だけ!

打順はガッツリ固定されて、先発陣も揃ってます。この記事執筆時点では、オリックスのQS率ってパ・リーグ1位なんですよ*5

中継ぎさえ揃えば、いよいよCSも見えてくるんじゃないかと思ってます。中継ぎが場面を問わず酷使されているのがちょっとかわいそうではあるけれど…。

きょうの ぼうけんは ここまで
イエローでした~