個人事業主になったし、信用金庫で事業用の口座開設してきた


画像出典:http://www.shinkin.co.jp/

アローラ!イエロー(@inahime_poke)です。

最寄りの税務署で開業届を出してきたので、早速信用金庫で事業用の口座を作ってきました。ネット銀行でも地銀でも都銀でもなく、信用金庫をメインバンクにするつもりで訪問しましたが、どうやらそれは正解だったようです。開設に必要なものや口座開設の流れなどをレポートします。

信用金庫で開設しようと思った理由

大前提として、個人事業主が事業用の口座を作ることはほぼ必須だと思ってます。

確定申告のときに領収書を整理しながら「これはプライベート用の出費だったっけ?事業用の出費だったっけ?」っていちいち仕分けるのはめんどくさすぎる。

事業用のお金とプライベートのお金を分けておきましょう。理想を言えば、事業用のお財布と口座とクレジットカードがあるのがベストでしょうね。

さて、そしてぼくは事業用の口座をネット銀行にするか?ゆうちょ銀行にするか?信用金庫にするか?結構悩みました。

結果的に信用金庫にした理由は大きく分けて3つあります。

  • 支店が近い
  • 地域にお金が回るのはやっぱり嬉しい
  • ちゃんと相手してくれそう

以下、順番に見ていきましょう。

支店が近い

もともとぼくは、三菱東京UFJ銀行をメインに使っていました。理由は単純。会社の近くに支店があって、大阪市内にもたくさんのATMがあったからです。

しかし、最近ぼくは大阪府にある人口5万人ほどの小さな市に引っ越しました。最寄りのATMには自転車で15分、支店に至っては隣町まで自転車で30分ほど走らないとたどり着けません。通帳に記帳するのもいちいち苦労するわけですよw

それに比べて、今回新しく口座開設した信用金庫は、人口5万人ほどの小さな市の中に2つも支店を持っています。家から徒歩3分ぐらいのところにも支店があります。そりゃ便利なわけですよ。

地域にお金が回るのはやっぱり嬉しい

信用金庫のお金は営業地域に還元される…ってのはやっぱり嬉しいもんです。

ぼくはこの地域に引っ越してきて20年ほどになります。やっぱりいま住んでる地域が好きなんです。地味でこじんまりしてる地域だけど、やっぱりこの地域がぼくのホームなんだよねw

その地域のために尽くしてくれる金融機関にお金を預けたいってのはありました。

あれだ、大阪の人間がオリックス・バファローズを応援したり、北海道の人間が日本ハムファイターズを応援したり、東北の人が楽天イーグルス応援するようなもん。

信用金庫は、地域の方々が利用者・会員となって互いに地域の繁栄を図る相互扶助を目的とした協同組織の金融機関で、主な取引先は中小企業や個人です。利益第一主義ではなく、会員すなわち地域社会の利益が優先されます。さらに、営業地域は一定の地域に限定されており、お預かりした資金はその地域の発展に生かされている点も銀行と大きく異なります。
 
引用元:http://www.shinkin.org/shinkin/difference/index.html

あとは、信用金庫のイメージキャラクターが有村架純さんであるというのも推せるポイントでした(オタク

…もちろんジョークですw

ちゃんと相手してくれそう

信用金庫を使おうと思った最も決定的な理由はこれです。ネット銀行、都銀、地銀よりも、信用金庫こそ、ちゃんと自分の相手してくれそう。

将来的なことも考えると、家を購入したり車を購入したりすることも視野に入れておかないといけないとわけですよ。

そんなときに、規模の小さな個人事業主だとローンを組むのにも一苦労するのは目に見えています。

会社員より大きな額の収入を継続的に得ているとしてもなかなか信用されないって話は、フリーランスの方々のブログを読んでるとよく目にしますからね。

>参考:フリーランスで一人暮らししたい場合、審査は通るのか?実際に確かめてみた!|ルカルカアフィリエイト

>参考:日本はもっとフリーランス(個人事業主)の肩書きを信用したほうがいい|ヒキコモリズム

ローンを組むことを考えたとき、金利がどーのこーのよりも、そもそもちゃんとお金を貸してくれるかどうかのほうが大事です。

月収100万円のアフィリエイターならまだしも、ぼくのような小さな個人事業主は、まずまともに取り合ってくれる金融機関を探さなければなりません。

毎月の報酬の振り込みを全て信用金庫にまとめておいて、定期預金を組んでおいて…と、しっかりと継続的なおつきあいをしておけば、ちゃんと一顧客として付き合ってくれるのはまちがいなく信用金庫でしょう。

信用金庫で事業用口座を開設したのでレポート

というわけで、近所のしんきんで口座開設したらこんな感じだったよーってレポート的なのを書いていこうと思います。

とりあえず最初に言っておくと、店内にいたお客さんはおじいさんとおばあさんばっかりでした。ぼくぐらいの年齢の人間が行くとちょっと珍しそうな目で見られるw

持っていったもの

  • 実印
  • 身分証明書(運転免許証)
  • 開業届
  • 現金1万5000円

ハンコは認印ではなくて「銀行印」として通用するような「実印」を持っていきました。

また、信用金庫は事業所や住居の最寄りの支店で口座を開設しなければならないらしいので、住所のわかる身分証明書として運転免許証を持っていきました。

さらに「事業用の口座を作りたい」のだから、事業をおこしましたって証明のために開業届の控えを持っていきました。ちゃんと提出したよーって証明になるように、税務署の受付印があるといいでしょうね。

開業届

それから、普通預金の口座を開設したときに預けるための現金を持っていきました。念のため多めに1万5000円。

どの信用金庫のホームページを見ても、だいたい書いてるのは「本人確認書類とハンコは絶対持ってこいよ!」ってことでしたね。

>参考:口座を開設するには、どうすればいいのですか?|枚方信用金庫

実際の手続き

支店に入ると受付のおじさんがいて「事業用の口座作りたいんですけど~」って言ったら、窓口に案内してくれました。

テラー(窓口)のお姉さんが「この書類に名前とか住所とか書いてねー」「身分証みせてねー」「ここにハンコちょーだい」ってやってくれたのですんなりできた。

書かないといけない書類も結構いっぱいあって、口座開設の手続きに所要時間は15分ぐらいだったかなーって感じ。

普通預金の口座を開設したときに「1000円でOK」とのことだったので、とりあえず1000円預けましたw

個人事業主の口座開設

それで普通預金の通帳とかが出来上がるのを待ってる間に、男の職員さんが挨拶に来てくれたのです…!

その日のうちに担当者がついてくれた!

聞いてみると「○○地区の担当者です」とのことでした。ぼくのすんでるエリアに1人担当者がいるってことみたいですね。

たった1000円しか預けてない小口の顧客なのに、担当者がついてくれることになりました。いやー、驚きましたよ。

職員さん「困ってることがあったらなんでも言ってくださいね!」
イエロー「ん?いまなんでも(ry」

これからはその人を通じていろいろとやり取りをさせてもらえるみたいです。

早速、近日中に開催される「創業塾」を紹介してくれました。その創業塾ってのは地元の商工会議所が主催してるやつ。地元の商工会議所とのつながりを持ってるのは信用金庫の強いとこだなあとは思います。

自分は必要ないからしなかったけど、この感じだと事業用の融資相談もすぐにできるんじゃないの?って気はしました。

その後も、「ぼくはこんな事業やってますよー」とか「このぐらいの収入でー」とか「このエリアで活動してまっせー」とかそういう話をしました。ぼくがどういう事業主なのか把握しようとしてくれていたのは嬉しかったです。

自分みたいなちっちゃい個人事業主だと、でかい銀行ではなかなか取り合ってくれないだろうから、こういうのは助かるよねえ。

もちろんその後、向こうからしれっと営業トークもあったけど、それは「お互い様」ってことで。

信用金庫で、こんなこともできる

屋号付きの口座が作れる

開業届を出したときに、屋号を付ける人もいると思います。個人事業主の「会社名」みたいなもん。

ぼくは屋号つけてないので本名だけで口座の登録をしましたが、屋号を口座につけることも可能なようです。

もちろん、開業届を出したあとで屋号を新しく登録した場合は、あとから屋号付きの口座名に変更することも可能とのこと。

他の信用金庫とのATM連携

問題は、ちょっと遠出したときに、自分が使ってる信用金庫のATMがみつからないことですよね。

実は、所定の時間ないならよその信用金庫のATMでも、手数料無しでATM利用ができるらしいんです。

しんきんゼロネットサービスってのがあって、全国の信用金庫同士であれば手数料無しで相互利用可能とのこと。

  • 平日 8:45-18:00 (入出金)
  • 土曜日 9:00-14:00 (出金のみ)

ぼくの住んでいる大阪だとしんきん大阪ゼロネットってのがあって、大阪の信用金庫同士であれば手数料無しで使える時間帯がさらに広がってます。

  • 平日 8:00-21:00 (入出金)
  • 土日祝 9:00-17:00 (入出金)

これはありがたい。

インターネットバンキングもできる

ぼくのところだと、個人契約では残高照会などしかできず、事業用の振り込み等は法人契約でしかできないらしい。

じゃあ迷わず法人契約…って言いたいところなんだけど、インターネットバンキングを法人契約にすると月に3000円もかかるんだって。なんてこったwww

振込が使えないんじゃ、入出金の確認と残高照会ぐらいしか用途が思い浮かばないけど、それでもいいのでとりあえず無料で使える個人契約にしときました。

個人が他の金融機関へ振り込む場合は、インターネットバンキングではなくて、ATMや支店経由、あるいは地域担当の営業さんに集金もらって、金融機関宛に振り込むことになるらしい。

このあたりは「ああ、ネット銀行とは違うんだなあ」と思いましたねw

クラウド会計ソフトと連携できる

インターネットバンキングができるということは、クラウド会計ソフトと連携できるということ…!

多くの個人事業主が使っているであろう、MFクラウド、やよいの青色申告、freeeのような、確定申告用のソフトと連動できるのはありがたいところです。

ぼくが使ってる確定申告ソフトはMFクラウドなんですが、この記事の執筆時点でMFクラウドは261もの信用金庫と連携しています。スクショとってみました。

MFクラウド 信用金庫

>参考:freeeからMFクラウドへ!青色確定申告ソフトを乗り換えよう

ここには注意

営業エリアで口座開設しよう

ここまで書いてきたように信用金庫「地域担当の営業さん」がいてるみたいで、その人とお付き合いしていくことになります。

したがって「最寄りの支店」で口座を開設しましょう。運転免許証のような身分証明書を提出するときに、住所をしっかり確認されました。

あとは、営業エリアからあまりに離れていると口座が開設できないかもしれないのでご注意を。

営業トークはあるかも

これは避けて通れないですねw

おそらく一昔前ならNISAだったのでしょう。ぼくがいったときはiDeCoを推されました。まあまあよさそうなのでどうしようか検討中。

メインバンクとしっかりおつきあい

ぼくのように事業の性質上あまり経費のかからないフリーランスだとしても、のちのちお金を借りなければならない場面というのは必ず出てきます。

営業用の車両だったり、自宅兼事務所をかまえるときだったり…。

そんなときどこか1つ、深いおつきあいをしているメインバンクがあるとだいぶ違うんじゃないかなと思います。

ぼくのように社会的信用(笑)のない小規模な個人事業主は特にね。

よければ参考にしてみてね~。

きょうの ぼうけんは ここまで
イエローでした~
f:id:or_chard:20160717191054p:plain