AD-LIVE 2017 大阪夜の部を見にいってきました。

アローラ!イエロー(@inahime_poke)です。

AD-LIVE、事前情報ほとんどない状態で見に行きました。白状すれば「少しの約束事を共有してるだけで、公演をアドリブですすめる」ってことしか知らない状態だった。

だから、見ていながらどこまで筋書きが決まっているのかも正直よくわかってなかったw

終わったあと「えー!それだけしか設定決まってなかったの!?」って思いました。思った以上に、ほとんどアドリブだったことに驚きを隠せない。そんな感じ。

AD-LIVE 2017大阪 夜の部の感想

f:id:or_chard:20171016144634j:plain

結末の収束していく過程が面白い

今回、何よりも驚いたのは、思ったよりも設定が演者に与えられていなかったってこと。たとえば、ジュンイチの女装は全く決まってなくて、津田健次郎さんが考えてきたものらしい。最初にあの姿を見たときのインパクトはすごかったwww

あの女装を最初にイジる手もあったと思う。彩陽さんのイジり方次第では「今日は気分的に女装してみただけ」ってパターンもあり得たはず。

でも彩陽さん演じるモミジはそれを所与のものとして受け取った。その時点で「いつもどおりの光景」として女装したジュンイチが固定化される。そうして無限にあった物語の結末の可能性が、徐々に収束していく。その過程を見るのはたぶんすごくおもしろいんだわ。

笑いもおこる

とはいえ、物語の整合性だけではなくて、そのなかでときどき登場するアドリブにもおもしろさがあった。たとえば、ドリフを彷彿とさせる追いかけっこがはじまったときはめっちゃ笑ったww

あと、過程自体を楽しむ最大の要素はやっぱり「アドリブワード」だったなと思う。あれがあるから、舞台に波乱がおきたりする。ミラクルが起きる。

最後、マンガのタイトルまでアドリブワードで決まったんだけど、それが「がさつ!」だったのがおもしろすぎました。

――アドリブワードにはどんな効果があるのでしょうか?
 
鈴村:アドリブワードがなければ、衝動的な瞬間って生まれにくくなるんです。やっぱり役者としては(物語を)整えようという意識が強くなってしまう。そうならないために、アドリブワードというのがある。
 
お客さんが見たいものって衝動的に何かが動いた瞬間なんです。物語であれば、キャラクターが恋に落ちた瞬間とか。それはシナリオでは決まっていることだけど、本来なら衝動的に起きたものですよね。普通のお芝居なら、それをいかに衝動的に見せるかというトレーニングをするんですけど、AD-LIVEでは強制的に衝動的になれる仕組みを作っていて、それがアドリブワードであり、お客さんが想像できない衝動的な瞬間が常に起き続けるんです。これが面白いところですかね。

引用元:総合P・鈴村健一さんが考える舞台劇「AD-LIVE」の魅力とは | アニメイトタイムズ

力量がいること

相手の発した言葉に対応しつつ、物語との整合性を考えつつ、キャラクターの人格も加味しつつ、機転を利かせて次のセリフをとっさに言わないといけない(じっくり考える時間もない)。こんなのめっちゃ力量いるよね。

その登場人物としてしっかり準備をして、物語のシナリオも描けていないといけない。でも、目の前で相手が言ったとっさの言動にも返していかなきゃいけない。

考えるけど、考えない!
用意するけど、目の前で起きることに臨機応変に!
 
引用元:スフィアニ!発売!|高垣彩陽オフィシャルブログ「あやひごろ」Powered by Ameba

準備ととっさの対応。その両方が必要。これは役者さんじゃないと本当にできないことだと思う。

――そのアドリブというのは、どのくらい先のことまで考えて演じているんでしょうか?
 
鈴村:シナリオに当たる部分は考えて臨むんです。この先こういうことが起こる布石を置いておいて、これはこの段階では隠しておこうというようなことは準備してるんですけど、それは心に置きつつ、目の前で起こることをどう処理していくかを考えている人がほとんどだと思います。まぁでも、本当に無作為にその場のことだけを処理していると、あとで辻褄が合わなくなるんです。そこは上手に微調整しながら辿り着くっていう。
 
引用元:総合P・鈴村健一さんが考える舞台劇「AD-LIVE」の魅力とは | アニメイトタイムズ

ifルート

筋書きが決まっていないということは、言ってみれば「毎秒ルート分岐するマルチEDゲーム」ってこと。そんな中でキャラクターの破綻もないように、お互いに結末を探らなきゃいけない。それはすごく力量のいること。

そしてこの手の話だと絶対に「ifルート」を考えてしまうw

たとえば、モミジの好きな人はジェファーソン(アメリカ人)でなくてもよかったんだと思う。むしろ第2のヒミツ「一岡モミジには好きな人がいる」ってのが発表されたとき、それはジュンイチのことなのかと最初に想像しました。ジュンイチエンドも見たかったなあと思ったり!

津田健次郎さんが「ペンを隠し持ってる」ってヒミツをなかなか言おうとしなかったから、結果的におもしろいものになったと思う。他方、あのままペンを隠し持っていても、それはそれでおもしろい結末になったんじゃないかなw

「箒をなくして飛べなくなった魔女は、箒がなくても飛べるようになった」って話を出してきたぐらいなんだから、モミジが「ペンがなくても私がんばれるよ!」って決意するエンドだってありえたかも。

そんななかで、ある程度ストーリーを制御していたのが舞台裏のスタッフさんたちであり、その代弁者たる彩LIVEの人たちだった。

たとえば夜の部の場合、小山さん演じる四ツ谷というアシスタントが「もう隠すのは無理ですよ!言っちゃいましょうよ」って言ってた部分とかはそうだったよね。

おわりに

このブログでも何度か書いているとおり、高垣彩陽さん好きです。スフィア勢的感想。

  • たくあんを1本丸かぶりでボリッと食うのは、あんまりにもいい音が出てるもんだから、最初、マジもんの音響かと思った。
  • 彩陽さんの独白、いつもどおりだったw

さて、そんな高垣彩陽さんだけでなく、去年は共演者が釘宮理恵さんだったので、なおさら行きたいと思っていた。

自分が初めて「キャラソン」というものを知り、声優さんを明確に意識したのが「ハヤテのごとく!」だった。だから釘宮理恵さんが出演するというのはすごくワクワクしていた。去年、それは結局叶わなかったけれど、今年は誘ってもらったおかげで参加することができました(^^)/

今回は高垣彩陽さんが出演した回のみだったけれど、可能なら他の公演も見に行きたい…という欲も出てくるぐらい。おもしろいものでした。とりあえず会場でBlu-ray Disc予約したw

また来年!楽しみだなあ(^^♪

きょうの ぼうけんは ここまで
イエローでした~