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ペンと羽根と、ペンライト

バドミントン歴10年のイエローが、バドミントンに関する様々な情報を中心に発信するブログです。コーチの依頼も受け付けています。

【バドミントン】着地の「つま先の向き」について

アローラ!イエロー(@inahime_poke)です。

バドミントンのフットワークにおいてよく言及されるのがつま先の向きです。

「スプリットステップ」で「スタート局面」が始まることが大半なわけですが、そのときのつま先の向きにも注意したいところ。

ただし、いつでも「外向き」がいいのかというとそうでもないと思います。

つま先の向きで捻挫を防止

一般的には「捻挫防止のため、右足のつま先を外に向けましょう」と指導されることが多いと思います。

実際、初心者から初級者ぐらいのレベルの人たちに向けては、ぼくもそう指導します。怪我防止は大事なことだからね。

  • 「外向き」というのは、がに股というか、O脚のときの形を指します。
  • 「内向き」というのは、X脚のときの形を指します。

つま先が内向きだと、着地のときに「ぐねった」状態、つまり足を「くじいた」状態になってしまう危険性があります。

そういえば「ぐねる」って関西弁らしいですね。さっき知りましたw

…さて閑話休題。バドミントンをはじめた人に対しては、捻挫防止の観点から「つま先は外向きに」と指導するわけです。

でも、いつもどんなときでもつま先が外向きか…と言われるとそうではありません。

つま先が内向きだと動き出しが速くなる?

着地のことを考えると外向きがいいのでしょうけど、動き出しのことを考えると内向きのほうが向いてそうです。

「回転半径」という考え方

たぶんこの辺のことは、スポーツバイオメカニクス学べばたぶんもうちょっと詳しくわかると思うんだけど、「回転半径が小さくなる」というのはありますね。

バドミントンの公認上級指導員の養成講習会に参加したときに、記憶違いでなければ天理大学の先生がこんな旨のことを言っておられました。

「踵からつま先の長さ」よりも「親指から小指の長さ」の方が短いため、接地に要する時間が短くなる。したがってつま先を内向きにしたほうが動き出しが速くなる。

横移動するならつま先は内向き

たとえば、反復横跳びをするときにつま先を外側には向けないでしょって話。横移動するならつま先は内向きのほうが速そうです。

というわけで、山口茜選手のつま先の向きにひたすら注目。

余裕を持ってヘアピンを切るときや、相手がリアコート(コート後方)へ返球してくることを予想したら、つま先が内向きになっています。

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画像出典:BWF 公式動画

他方、大きく踏み込んで(歩幅の大きなランジで)のヘアピンやネットリフト(ロビング)ではつま先が外向きになっています。

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画像出典:BWF 公式動画

ダブルスのサーブレシーブでもつま先の向きを見てみよう

これらを考え合わせてもう1つ。ダブルスのサーブレシーブでも「つま先の向き」に注目してみましょう。

ショートサービスラインに対してつま先の向きが平行とまではいかなくても、かなりそれに近い角度でサーブレシーブの構えをしていることがわかります。

少なくとも「ショートサービスラインに対して垂直」ではない。

つま先が内向きなのは「ショートサーブに対しても、ロングサーブに対しても、素早く対応できるのが横移動だから」だと考えることができる。

外向きと内向きの使い分け

着地のときに、前向きの運動エネルギーが大きくなるような場合だと、捻挫の危険性が大きくなるのでつま先は外向き。

たとえば、ネットリフト(ロビング)や、スマッシュ後にリアコートから走り込んでのネットキル(プッシュ)などがそれに該当します。

他方、前向きの運動エネルギーが比較的小さく、捻挫のリスクがほとんどないような場合は、つま先を内向きにすることも一考の余地ありでしょう。

具体的には、自分が打ったヘアピンに対する返球の準備、などが挙げられます。

あくまでも「バドミントン慣れてきた人」向けの、移動スピード向上のための技術です。初級者クラスまでは外向きで指導したほうがいいかなーと思います。

きょうの ぼうけんは ここまで
イエローでした~
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