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【名将小久保】采配ズバリ!WBC2017がおもしろすぎ

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アローラ!イエロー(@inahime_poke)です。

小久保監督率いる侍ジャパンが順調に決勝ラウンドまで勝ち上がりましたね。見ていて楽しいです。

ここのところぼくのTwitterが実況アカウントと化していますが、今日はそんな野球のこと。

小久保監督の采配が光っている

えー、正直言ってWBC始まるまでは「監督経験ない小久保さんで大丈夫なの?」って思ってました。でも大会が始まってみて「あ、この人すごいわ」って思ったのでした。テノヒラクルーです。すいませんでした。

具体的にここがよかったなってところを挙げていこうと思います。

打線の組み方が抜群

なんといってもこれ。打順と選手起用が秀逸。

「3番に青木選手ではなく坂本選手をおいてもいいのでは」という声はいまでも時々聞かれるけれど、6番に坂本選手がいることで中田選手と勝負をしてもらえている感がある。まるで6番や7番にレアード選手を置いた2016年の日本ハムのようで、中軸を乗り切っても「第2波がある」攻撃になっています。

さらに7番8番にも打撃のいい選手が控えており、9番の小林選手も絶好調で、下位からの攻撃でも得点できている。「打ち負けない」野球ができていると思います。こんなツイートが流れてきたときは爆笑しましたww

投手陣の失点はちょっと多いけれど、打線で言えば過去最高かそれに近いと言ってもいいんじゃないかと思います。「取られても取り返す野球」って日本らしくなくていいですよねw

タレント集団の戦い方を提示してくれた

柔軟な対応も実は見逃せないポイント。

ときにはイスラエル戦で中田選手を休ませたり、中国戦で坂本選手を休ませたりと、余裕のある試合では負担を考えたオーダーを組んでいます。

また、山田選手がやや不調と見るや7番においてみたり、「4番中田と心中」なんて言ってましたが、アッサリ撤回して筒香選手に切り替えてみたりと、このあたりは打撃コーチの稲葉さんの口添えとかもあったのかもしれませんが、現状を見極めた柔軟な対応が光っています。

打順の組み換えだけでなく選手起用もそうですよねー。松田選手、鈴木選手などが基本的にはスタメンに名を連ねていますが、好調不調を見極めて、田中選手、秋山選手などを使い分けています。打順にしてもハッキリと目的をもって、バンデンハーク投手攻略のために塁に出て足を使える田中選手を1番で起用していた。ハッキリとしたコンセプトをもってオランダ戦に臨んでいましたことがわかります*1

つまり「試せるときにいろいろ試してみた」って感じだったんだと思います。ゆーてもシーズンオフ明けすぐの大会です。いくらいい選手を揃えていても必ず好調な選手不調な選手がいるはず。

実際、試せるときに試してみて「使えそうだな」って思ったら使い続け、「ちょっと難しいかな」と思ったらそれなりの対応をしていることがわかります。

プレミア12のときなんかは松井投手が抑えに回って散々だった記憶がありますが、今回はそうではありません。抑えがダメなら少し前に回して使っています。それでそこそこ結果が良かったので、いまでもこうして中継ぎとして出番が回ってきていますよね。一方、藤浪投手は初登板で与四死球2を記録するのを見ると、現状では実質的に飼い殺しにされています。

現有戦力で、そのときに最もベストだと思える戦い方をする。このアジャスト能力はすごいと思います。

いまや「大谷翔平選手がいれば…」とは言わせない雰囲気になっているのはすごいこと。

継投もそれなりに形ができあがってきた

WBC1次ラウンドの初戦、中居さんが地上波で「抑えが誰とかは聞かされていないようだ」というリポートをあげてわりと衝撃が走りましたw

実際いまは「日替わり抑え」のような形になっており、クローザーを固定せず、牧田投手だったり、則本投手だったり、とかなり流動的です。

しかし、それも「試しながら探る」というのがあるのでしょう。代表チームで国際大会をやると、牧田投手は抑えが適任っぽいなとか、どうも則本投手は抑え以外のところがよさそうだなとか、千賀投手は強豪相手にも通用するから大事な場面で使いたいなとか、平野投手は早めのイニングで火消しが適任っぽい人*2とか、わりとハッキリしてきましたよね。

1人が誤算でも、タレントぞろいの日本代表だからその度最適解を探っていける。トライアル・アンド・エラーを実践して、「一番いい形」が見えてきました。

「予選ではいろいろためしながら、勝負どころでベストな形が取れるように準備しておく」というのが小久保監督の狙いだったとすれば、それは見事にハマっていると言いうるでしょう。

原辰徳さんも賞賛

最初は「継投の意図が見えない」と皮肉を言っていた原辰徳さんでしたが、結局投手起用は権藤コーチが取り仕切っているようです。

第2回大会の優勝監督である原辰徳さんが、2次ラウンドまでの好調の要因の1つとして「ベンチワークの勝利」と言っていたのがとても印象的です。

特にここまで「ラッキーボーイ」的なポジションの小林選手に代打を出して、内川選手を起用したシーンはとても勇気のいる場面だったと思いますが、勝負をかけました。

侍ジャパン常設化の効用

前回大会を振り返ってみると、それはもうひどいもんでした。まず監督が大会直前までなかなか決まらないわけです。山本浩二さんが引き受けてくれたから良かったけど、誰もやりたがらなかった。

結局チームづくりだって遅れてしまったし、メンバー招集もなにかとゴタゴタしてしまいます。直前になって寄せ集めたコンセプトのないチームでは勝てなかった。ブラジルと中国相手に結構接戦してましたからね。

鳥谷選手の盗塁と井端選手の神がかったタイムリーヒットがなければ日本は2次ラウンドで敗退していた可能性もあった。

そんな反省も踏まえて、侍ジャパンの監督もずーっと固定でいこうということになったんでした。コーチも早い段階から決まっていて、それが功を奏したのは間違いないところ。

監督がしっかり決まっている状態で、ちゃんとプレミア12とかを経てメンバーを絞り込んでいったのも今回の好調と無関係ではないと思います。

あと侍ジャパンに応援団も常設されましたよねw オリジナルチャンテいいぞ~

打撃不振?いやいや青木選手は絶対必要

ぼくが「いてくれてよかった!」って思うのは青木選手。レギュラー確約があるわけではないだろうに、MLB参戦の中でチームに加わってくれています。

ゆーても若い選手が中心の代表チーム。細かい声かけでチームの支えになっているそうです。メジャーリーグを知っている人がチームに1人いるってことの大きさはもっと重く見られていいと思う。

>外部リンク:侍Jを牽引 青木宣親“メジャー仕込み”のリーダーシップとは|ライブドア・ニュース

それに初戦のキューバ戦で見せた好守備もありましたよねー。

打撃も不振とは言わせないレベル。四死球も選んでいるし、実はほしいところで打点もあげてくれている。

イスラエル戦でも2塁打を放ったりしてましたし、決勝ラウンドでアメリカにいってさらなる活躍をしてくれることでしょう。すっごく楽しみです。

選手や監督にもっとリスペクトを…

選手や監督を安易に批判するのは簡単ですが、最低限のリスペクトも持てないような人は大嫌いです。

  • 味方に点を取ってもらった後に点を取られたらいけないよー
  • 守備のエラーはいけないよー、丁寧にやらなきゃ
  • 先頭打者を歩かせてはいけない
  • ここで併殺打はいけないでしょ!

…などなど。

うるせえ!!そんなもん選手自身が一番よくわかってやってるわ!!!

誰もミスしたくてしてるわけじゃないですよー。

え?ミスをしないのがプロだ?

あんた何いってんの。相手チームだって一流のプレーヤーばっかりですよ。そんななかで1つ1つのプレーがどれだけ難しいことか。想像すらできないで、わかったような解説者口調やってる人は、まず選手に対して最低限のリスペクトを持つべき。

野球でなくても、何かスポーツを競技者として少しでも真剣にやったことがある人なら、それがわかると思うんだけどなあ。。

まとめ:やきう最高!

わかる、それな

ぼくのTwitterのタイムラインは、スフィア勢、ポケモン勢、ClariS勢、バドミントン勢、ブログ勢、などなど。わりと色んな人が入り乱れていて、普段はわりと「ごった煮」なタイムラインなんですが、最近は結構タイムラインがWBC一色になっていて、実況が楽しいですw

やきう最高!

きょうの ぼうけんは ここまで
イエローでした~
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*1:結果的には田中広輔選手が出塁できなかったため、この策がハマったとはいえないものの「こうやって勝つんだ」という強い狙いを持っていたと思います。それは選手にも伝わっていたことでしょう。

*2:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/npb/2017/03/15/wbc___split_8/index_4.php