「自分の強みを伸ばせ」とポケモンが教えてくれた

アローラ!イエロー(@inahime_poke)です。

ブログ界隈では「強みを伸ばせー」「自分らしく生きろー」と盛んに言われてますが、その意味は十分に言い尽くされていないように思います。

「そんなこと言っても、弱いところを伸ばした方がいいんじゃないの?」って疑問を持ってる人は多いはず。ぼく自身1年ぐらい前まではそんな感じでした。

でもバドミントンで考えてみると、奥原希望選手(小柄でラリー型の女子選手)が急にビクター・アクセルセン選手(大柄で攻撃的な男子選手)のようなプレースタイルに変貌したら「なんで?」って思うはずですよね。

…このたとえ、ぼくとしてはよくできてると思うんですが、バドミントンだとわかる人は少なそうなので、今回はポケモン勢らしくポケモンでたとえてみますw

「強みを伸ばす」ことは「弱みから逃げる」ことではない

「弱点を克服することよりも、自分の強みを磨くべし」というと、弱点から逃げているように聞こえるかもしれないけど、そうではない。

むしろ逆です。「弱点を補うために、強みをのばしまくる」んですよ。

この記事の後ろの方で紹介する『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』という著書によれば、「弱点とは、優れた成果を得るのに妨げになるもの」です(216頁)。

耐久が低いのが弱点であるゲンガーやフェローチェの場合、「やられるまえにやる」カスタマイズをすることが大事なわけです。間違っても「攻撃を耐えること」に主眼をおいてはいけない。

ゲンガーで考えてみましょう。

臆病CSの場合、「シャドーボール」でアローラガラガラを確定1発で仕留められます。先制で一撃。攻撃を食らうまでもありません。

図太いHBの場合、「シャドーボール」をアローラガラガラに耐えられてしまうばかりか、返しの「シャドーボーン」で確定1発です。

<じゃあの^^

ここで注目すべきは、ゲンガーがHB特化したところで、結局相手の攻撃を耐えられないということ。むしろ、もともと強い「特攻の高さ」を放置していたせいで、HBゲンガーはアローラガラガラに対面で勝てない。

「もともと強いんだからその部分は放置して他の弱いところを伸ばせばいいんじゃないの?」と考える人も多いみたいだけど、それも違うってことです。

あなたはHB特化ラムパルドなんて使いたいですか?

それがいかにアホらしい使い方なのかはポケモンやってる人ならわかりますよね。「もともと強いところを放置して弱いところを伸ばす」というのはそういうことですよ。

<耐久型はやめろ

もしあなたがラムパルドなら、攻撃を活かすことをひたすら考えて調整を施せばいい(例:すばやさ調整、耐久調整、チーム単位でのサポート)。

「まんべんなく成長させる」も誤り

「まんべんなくのばす」というのも意外と陥りがちな思考パターン。会社のジョブローテーションとかがそうだよね。

経理の人間が急に営業に出ることは少ないかもしれませんが、総合職として採用されると「つぶしのきく人材になってもらうために」と色んな仕事を任されて、長い期間をかけてオールラウンダーになることが推奨されたりします。

「バランスがいい」というと聞こえはいいかもしれないけれど、突出したものがないというジレンマに陥ってしまいがち。

性格「がんばりや」のポケモンに対して、すべての能力値に84ずつ努力値を振るようなものです。ザ・中途半端。

なるほど「まんべんなく配分する」ということを考えるのも結構なことだ。しかし、カミツルギとシルヴァディの合計種族値が同じ(どちらも合計570)だということは、ぜひとも頭に入れておくべき事実だ。…と、ぼくは思います。

<尖ってるのも悪くないでしょ?

「自分が何者か」を知っておく意味はあるのか

意味はあるに決まっています。

自分がゲンガーなのかプテラなのかがわからなければ、物理技と特殊技のどちらで戦うべきなのかがハッキリしません。

自分がゲンガーなのかコータスなのかがわからなければ、すばやさを上げて戦うべきなのか耐久を上げて戦うべきなのかがハッキリしません。

あなたがゲンガーだとわかったからこそ「どういう戦い方をすべきか」「どういう場面で活躍が見込めるか」がハッキリする。

<ふー・あむ・あい?

「捕まえたポケモンのタイプの特性も能力値もわからない」という状況を想像してみてほしい。「え?こいつどうやって使うのか全然わからないんだけど。」って思うはずです。

  • 捕まえたポケモン
    • タイプ:???
    • HP:???
    • こうげき:???
    • ぼうぎょ:???
    • とくこう:???
    • とくぼう:???
    • すばやさ:???

↑どうやって使えばいいんだ…って思いますよね()

ゲンガーを捕まえたとき、能力値がわかるからこそ「特攻とすばやさが高いからその方向で育てればいいんだなー」ということがわかる。ゴーストタイプだとわかるからこそ「じゃあシャドーボールのわざマシンを使うか」と定まる。

もしあなたが今の環境で何かうまくいかないことがある場合、それは努力の方向性が間違っているのかもしれません。つまりあなたはゲンガーなのに、ひたすらAS振りで「シャドーパンチ」「しっぺがえし」「かわらわり」で戦おうとしているのかもしれない。

あなたはゲンガーですか?ラムパルドですか?それともポリゴン2ですか?

ゲンガーはいくら憧れてもラムパルドにはなれない。自分を知ることはとても大切。

<ぼくはここにいてもいいんだ!

おめでとう!>

おめでとう!>

おめでとう!>

あなたは何者なのか?

さて、再度問いますがあなたは何者でしょうか?ここでは2つの優れた診断方法を挙げておきます。

1つは有料で詳しいやつ、もう1つは無料で簡易版。

ストレングス・ファインダー

1つ目がこちら。自分が何者かを診断するなら『ストレングス・ファインダー』というやつが優れています。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』という本に、1回だけ使えるIDがついています(だから中古の本は買わない方がいい)。

なんとなく怪しげな新興宗教っぽいタイトルだけど、原題は"Now, discover your strengths"なので、「自分の強みを見つけようぜ!」的な意味合い。内容はすごく面白かったですよw

34の特性から5つの特性を抽出してくれる(しかも1-5位までわかる)。自分と同じ診断結果が出るのは3300万人に1人だけ。日本には同じタイプが自分以外に2-3名しかいないと考えるとなかなか優秀な診断です。

詳しくはこちらの記事
「自分探し」するなら、あなたを3300万分の1に分類してくれるこの1冊!【ストレングス・ファインダー】

グッドポイント診断

2つ目がこちら。

「ストレングス・ファインダー」はめっちゃ優秀なんですが、本を買うために2000円ぐらい払わないといけない。

さすがにそこまでするのはな~という人には「リクナビネクスト」の「グッドポイント診断」ってやつがオススメ。

なんといっても無料です。メールアドレスとか入れて数分で登録できます。ぼくは「ストレングス・ファインダー」とやらが疑わしかったので、最初に「グッドポイント診断」をやりましたw

が、意外とこのリクナビNEXTのやつでも「悪くないな」と思えたので、「じゃあもうちょっと詳しいやつやるかー」ということでストレングス・ファインダーに進んだという感じです。診断は20分ぐらいかな。

こっちは18個の特性から5個を抽出してくれる(順位は不明)。8568通り。少し少ないとはいえ「グッドポイント診断」に基づいた求人とかもあって、転職にそのまま使える感じ。悪くない。

あとは突き進むのみ

以上の2つから自分が何者かをある程度知ることができます。

「自分を知る」ということはポケモンでいうと「自分の種族値やタイプを知る」ということ。

これはまず絶対に必要な第一歩です。でもこの段階ではまだ「努力値無振り」状態にすぎない。

自分を知ったら、あとはその強みを活かすために突き進むべし。もう「できないことで悩む」必要はない。

耐久の低いゲンガーくんは「相手の攻撃を耐えられない自分はダメなやつだ」と考えるべきではない。ましてや「攻撃を耐えられるように努力しよう」などと考えるべきではない。

ゲンガーくんは特攻とすばやさを高めて戦うべき。耐久が低いなら攻撃を受ける前に倒す。耐えられたらしゃーない。

…当たり前にもほどがある結論ですが、こういう「できないことに目を向けすぎて自分を過小評価している人」「努力の方向性がズレてる人」って結構多い。

ポケモンで考えればそれがいかにバカらしいことかわかりますよね。そんなお話でした。強いところには自信を持とうぜ。

きょうの ぼうけんは ここまで
イエローでした~
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