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バドミントンの指導者資格について、各級の役割や受講基準をまとめたよー

アローラ!イエロー(@inahime_poke)です。

過去には、バドミントンのコーチにも公認の資格があるから、それを取得することにしたよって記事を書きました。

そこで、1級から4級まであるよってことを書いたんだけど、各級のコーチに求められる役割とか受講基準とかをハッキリ書いていなかったので、この記事でまとめておくことにします。大雑把なイメージはこんな感じ

  • 公認指導員(バドミントン4級)…地域のクラブチーム
  • 公認上級指導員(バドミントン3級)…地域のクラブチームとマネジメント
  • 公認コーチ(バドミントン2級)…都道府県代表レベル
  • 公認上級コーチ(バドミントン1級)…ナショナルレベル

一番手っ取り早く概要がつかめる資料として、日本バドミントン協会のページからダウンロードできる受講ガイド(Word形式)があります。以下、断りのない限りこの「受講ガイド」から引用しつつ書きますね。

※ダウンロード元のページはこちら:http://old.badminton-coach.com/officialcoach/index.htm

4級(公認指導員)の場合

見てもらうと分かる通り、4級は初心者を念頭に置いています。特に強調されているのはジュニア世代の子供達ですね。「小・中・高校などの部活動」なども含まれているので、学校でバドミントン部の顧問をやっておられる先生なら、ここから始めるといいんじゃないでしょうか!

侮ることなかれ。

実は「初心者を教える」ということはある意味一番難しいかもしれませんよ。ある程度の経験者をある程度教えることができる指導者は多いでしょうけど、自分でイチから教えて、強いプレーヤーをたくさん育てることのできる指導者って、そんなに多くないと思います。たとえば全くの初心者にオーバーヘッドストロークをどのように教え、どのように習得させますか?うまくできる自信がありますか?

徹頭徹尾、自分の指導の影響下に染まっているプレーヤーって指導の言い訳ができないんですよね。だって、全部あなたが育てたんです。だから指導者としての腕が試されるのは初心者指導かもしれません。

…というわけで、個人的には4級から受講することをおすすめしておきます。

養成目的

地域のバドミントンクラブ、地域スポーツクラブ、小・中・高校の部活動などにおいて、ジュニアや初心者や子どもたちを対象にバドミントン競技の基礎的指導にあたる指導者を養成する。

役割

競技者育成プログラムを元に、発育発達期のジュニアあるいは初心者に対し、様々な運動経験を通した身体づくりと動きづくりを主眼においた指導にあたるとともに、バドミントンの技術などの指導も行う。

受講条件

受講年度の4月1日現在20歳以上で、本協会公認審判員資格(3級以上)の取得者あるいは取得予定者で、スポーツクラブ等においてバドミントン競技の指導にあたっている者。またはこれまでにバドミントンの競技歴を有し、これから指導者になろうとする者。 (免除条件はなし)

3級(公認上級指導員)の場合

3級は、4級を持っている人に受講資格がある。また、「全国大会に出たことがあるor出た人を指導したことがある」人であれば、4級をジャンプしていきなり3級から受講することもできる。見てもらうとわかる通り、3級は比べて主体的にメニューを組んだり育成方針を定めたりしていくことが求められると言える。アシスタントでとどまっていられるのは4級までということだ。

…ただし、ぼくは3級から受講しましたが、終わってみると4級から順番に受けた方がよかったのかなとも思います。というのも、3級は4級で学んだことを前提にしているのに、その4級の内容を十分に理解しているとはいえなかったからです。ぼくと同じく3級から受講した他の「飛び級」勢も同じようなことを言っていましたね。

それから3級になると、マーケティング理論などを交えて「クラブ運営」を学ぶこともできるので、そういった観点から「自分のチームを持ちたい!」って人は個々を受けとくといいんじゃないかと思います。

養成目的

地域のバドミントンクラブや地域スポーツクラブにおいて、年齢・競技レベルに応じた指導にあたるとともに、スポーツ教室などの企画立案に参画できる指導者を養成する。

役割

競技者育成プログラムを元に、年齢・競技レベルに応じた指導にあたるとともに、地域スポーツクラブ等が実施するスポーツ教室や各種イベントの事業計画の立案に参画する。また、バドミントン指導員の育成指導にあたる。

受講条件

受講年度の4月1日現在22歳以上で、本協会公認審判員資格(3級以上)の取得者あるいは取得予定者で、下記1)、2)のいずれかに該当する者で、スポーツクラブ等において中心的な役割を担っている者。またはこれから中心的な役割を担う者。 1) 公認バドミントン指導員(バドミントン4級)資格取得者 2) 各種全国大会出場の競技成績を持つ者もしくは全国大会出場選手を直接指導した実績のある者 (免除条件なし)

2級(公認コーチ)の場合

都道府県の代表選手クラスの指導に当たることが求められるレベルですね。ぼくがいってるチームのコーチに、1人これを持ってる人がいてます。その人によると、ぜひとっておくべきだそうです。内容的には、数日間(61時間)にわたる泊まり込みの集合研修があるそうで、会社員と兼ねながらこれを取るのは至難の業だとか。

見たところ、かなり本格的なカリキュラムみたいですね。それから、3級、4級の指導者を育成することも2級の指導者には求められています。

養成目的

競技者育成プログラムに基づき、都道府県内レベルで競技者の発掘・育成にあたる指導者を養成する。

役割

競技者育成プログラムの指針に基づいた指導にあたるとともに、広域エリア内の有望競技者の強化指導にあたる。また、各都道府県バドミントン協会における競技者育成システムの研究開発、実施に参画する。バドミントン競技指導員、上級指導員の育成指導にもあたる。

受講条件

受講年度の4月1日現在22歳以上で、本協会公認審判員資格(3級以上)の取得者あるいは取得予定者で、下記1)、2)のいずれかに該当する者。 1) 公認バドミントン上級指導員(バドミントン3級)有資格者で都道府県バドミントン協会の推薦を受けた者 2) 各種全国大会ベスト32以上の競技成績を持つ者もしくは全国大会ベスト32以上の競技実績を持つ選手を直接指導した実績のある者 (免除条件はなし)

1級(公認上級コーチ)の場合

味の素ナショナルトレーニングセンターが会場になるらしいです。つまりナショナルレベル(日本代表クラス)のプレーヤーの指導に当たる人が対象となるということ。ぼくがいってるチームのコーチにもこれを持ってる人が1人いてます。協会からお声がかからないと養成講習会に参加することすらできない。

共通科目では「他の種目の第一人者」レベルの人とグループワークができ、専門科目では「バドミントンのナショナルレベルの競技者指導」レベルの人と交流を持つ機会も得られるなど、内容的にはとっても有意義なものだったそうです。

養成目的

ナショナルレベルで活躍できる競技者の育成・強化にあたる指導者を養成する。

役割

トップアスリートの育成・強化にあたるとともに、国際的な視野を持ち、本協会におけるナショナルチームの強化スタッフとして国際的な競技力向上策の研究開発、実施に参画する。また、バドミントン競技指導員、上級指導員、コーチの育成指導にあたる。

受講条件

受講年度の4月1日現在22歳以上。公認バドミントンコーチ(バドミントン2級)の資格取得者で、高い技能水準と優れた指導実績を持ち、本協会が認める者。 (免除条件はなし)

おわりに

あなたの指導、昔自分が受けた指導に固執していませんか?

あなたのやってる指導は、なぜ正しいといえるのでしょうか?単に経験的なもの?理論的な基礎はありますか?

…いや、偉そうに能書きを垂れるつもりはありません。ぼく自身、常に自問していることでもあります。

いくら技術的に優れた指導ができても、それだけでは不十分です。子供たちが萎縮せず、心をひらいてくれる。そんなコーチがどんどん出てくるべきだと思うんですよ。自分が指導した人たちが、数年後、あるいは数十年後に振り返って「あのとき、あのコーチと出会えてよかったな」って思ってもらえる。そんな指導者がぼくの理想像です。

指導者として少しでもレベルアップするために、4級からスタートするといいんじゃないかなと思います。

きょうの ぼうけんは ここまで
イエローでした~
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