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ペンと羽根と、ペンライト

バドミントン歴10年のイエローが、バドミントンに関する様々な情報を中心に発信するブログです。コーチの依頼も受け付けています。

労働者よ、武器を取れ

ペン ペン-思索の果実 ペン-プロレタリア奮闘記

イエローです。

 

労働市場って、もっと流動的になるべきだよね。

 

少なくとも日本においては、なぜか会社を辞めることにネガティブなイメージを持たれる傾向がある。就職が結婚に例えられることがあるけど、あれはマジで気持ち悪い。会社をやめることが離婚とでも関連付けられてるのか。離婚ですら「別にええやん」って思うけどね。

 

そもそも、家業のある時代でもないのに、他に生産手段を持たないプロレタリアが大半を占める現代社会において、自分の職を探すのに時間がかかるのは当然でしょ。30になっても定職につかない人ってなんか冷ややかな目で見られることもあるみたいだけど、いつの時代の価値観を引きずってるんだって感じ。

 

雇用契約とフリーランス

さて、労働「市場」と言いながらも、実際には労働力の供給側が圧倒的に経済的弱者だから対等な立場での「雇用契約」ではないことがほとんどだ。ガチで実力を持ってるフリーランスが強いのは、経済的弱者じゃないから。権力関係で低い立場に置かれない。顧客(会社)がふざけた条件を出してきたら蹴ることだってできる。他にも収入を得るアテがあるからね。でもプロレタリアートの人間にはそれができない。

 

副業禁止とかいう奴隷制度

そもそも「労働力の売り先を1つしかもっていない」ということがいかに異常なことなのか気づいている人が少なすぎる。企業間の関係で言ったら下請け企業みたいなもんでしょ。元請け先からお金もらえなくなったら潰れるしかない状態。

 

収入先を1つしかもっていないことがいかにやばいことなのか。副業禁止制度は、労働者を隷属させる仕組みにほかならない。こんなバカげた制度は今すぐにでも廃止されるべきだし、そもそも使用者側が労働者の経済活動の自由を阻害する権利などないのだから、副業禁止制度は自由権の侵害とも言える。

 

ともかく(他の国は知らんけど)少なくとも日本において権力関係に鈍感な人間が多すぎ。それは何よりも、副業禁止制度の異常さに気づいている日本人が少ないことにもあらわれている。

 

日本が「戦争をしない平和な国」であっても、権力関係については敏感でなければならない。国際政治学でもいいし、ゲーム理論の初歩的なところでもいいし、マルクスの幾つかの著作でもいい。なんでもいいから日常にある権力関係について今一度考えてみたほうがいいと思う。パワーの非対称性こそパワーの源泉。

 

公務員の身分が安定しているべき理由

さて、「労働力の売り先を1つしかもっていない」ことがある程度認められてもいいのは公務員だと思う。他の利益集団に所属していると、そこに有利なように税金を必要以上につぎ込むことが横行してしまうからだ。ここで、「権力は腐敗する」というアクトンの有名な言葉を今一度思い起こす必要がある。

 

橋下徹氏は公務員はもっと不安定な身分になるべきだとか民間並みにすべきだとか言うけれど、私はそう思わない。先述の通り、公務員には副業をある程度制限すべき。ただし、ある程度副業が制限されて労働力の売り先を1つしか持たないからこそ、身分を安定させておくべきでもある。リア友に何人か公務員いてるし、ちょっと彼らの意見も聞いてみたいところですねー。

 

結局一番言いたかったこと

 

労働者よ、武器を取れ

 

といってもリアルに会社を転覆させろと言っているのではない。そうではなくて「収入を得るアテを複数持っておこうぜ」ということ。いざというときはそれをチラつかせられるように。

 

あなたが経済的弱者だからつけあがられるんですよ。収入源を1つ別枠でもっとけば、それだけであなたは強気になれる。労働市場の流動化の道はそこにある、真の意味での労働「契約」へ近づけるには、まず万人が企業に隷属させられる状態を脱することだ。