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ペンと羽根と、ペンライト

バドミントン歴10年のイエローが、バドミントンに関する様々な情報を中心に発信するブログです。コーチの依頼も受け付けています。

ごく一握りの例外を除けば、会社員をやっとくべき

ペン ペン-プロレタリア奮闘記

新卒フリーランスだーとかブログ界隈ではわりと話題になってますよね。早稲田卒業して新卒フリーランスやってるよって人もいるし、新卒フリーランスなんかやるべきじゃないって人もいるし、いやいやどっちでもやることは結局一緒でしょって人もいる。

 

さて、いま自分の所属チームには、会社員をやめてバドミントンで生計を立ててる人がいます。それって本当に本当にすごいことで、自分もいつかそうなりたいって思う。

 

その人に話を聞いたんだけど、「会社員時代は修行期間やな」って言ってた。わりと同意だったので、この言葉に対して自分なりに注釈をつけてみる。

 

 

会社員、やっとこう

仕事の進め方がわかる

自分は学生と社会人に大差ないよってことを以前書いた。その立場に全く変わりはないんだけど、会社勤めやってるとやっぱり「スピード感」が重視されるとこはある。

「〇〇やっといてー」

「はーい」 

って言ったあと、即座にとりかかってサッと終わらせる。自分の周りを見ていると、「デキる人」ってのはだいたいそんな感じ。時間がたっぷり与えられてる学生の時だとあんまり生まれてこなかった感覚じゃないかな。

 

「常識」を知れる

常識は凡人の共通貨幣だ、といって僕は常識を蔑視してる立場だけど、それでもやっぱり「常識」は知っておくべき。

 

常識というか、「大多数の人が、どのようなものの考え方をし、どのような行動様式に従って生きているか」を知っておこう。常識という「共通貨幣」を使うことで相手の行動が予測しやすくなる。それってアドやん?

 

相手が次どういう行動に出るのかとか、どういう要求をしてくるのかとか、自分はどう振る舞うべきなのかとか、そういうの。

しかるに常識は問のない然りであり、否定に対立した肯定ではなくて単純な肯定である。常識は探求ではなく、むしろ或る信仰である。*1

そう、常識って信仰みたいなもんです。理性的に疑ってかかるとかじゃなくて、周りがそうしてるからそれに従う。それに従ってるとなんとなく他者とのコミュニケーションもとりやすくなる。

 

僕は「常識」ってのが死ぬほど嫌いだけど、やっぱり他者と関わる以上は「常識」様に頭を垂れるしかない。

 

 

なんか知らんけど金かけて育ててくれる

大多数の人にとって大事なのは多分これ。例えば20万円の給料をもらっているとして、「自分は20万円の給料をもらうに相応しい成果を上げた」と言い切れる新卒1年目の人ってそんなにいないんじゃないかな。

 

考えてみよう。あなたは1ヶ月で20万円も稼げますか?

 

大体の場合、自分1人にできることなんて限られてる。よっぽどプログラミングが優秀とか、語学力に物を言わせて即戦力とか、そういうのがない限り、いきなり1人で金を稼ぐってかなりハードゲーム。

 

そんなあなたを「金を稼げる」ように育て上げてくれるんです。しかも誰かが稼いできてくれた金を自分に費やしてまで!いわばこの期間は会社が自分に先行投資してくれてる。今の間に成長せーよってこと。こんな期間は新卒の頃ぐらいのもの。いいか悪いかは別として、日本じゃだいたいそんな感じ。

 

でも、気をつけてほしい

決して会社は安住する場所ではない。あなたが今の会社に愛着が湧いて仕方ないってのなら別だけど、そうじゃないなら出て行く事も考えてみよう。会社勤めが懲役40年だと思うあなたは今すぐ脱獄計画を立てて実行しましょう。

 

出ていくために必要なこと

自分がレベルアップすることです。

 

他人が高い金をだしてでもほしがるようなものを自分の武器にしよう。例えば医者とか弁護士とかそうだよね。専門性の高さゆえに他の人には頼れなくて、なおかつ、不可欠なもの。会計士とかもそう。

 

外国語の翻訳なんかもそうだよね。英語なら競合相手多いかもしれないけど、ロシア語とかアラビア語とかヒンディー語とかだったら、日本に伝えるべき名作がたくさんあるのに、翻訳が十分に揃ってないみたいな状況になってそう。

 

音楽やダンス、イラストだっていいでしょう。インターネットが普及した現代なら、誰だって表現者として世界中に発信していくことができる。そして、プロの目にとまれば、レコード会社や出版社から勝手に声をかけてくれることだってある時代。ClariSとかすげえよなって思います。

 

バドミントンのコーチだっていずれそうなるかもしれない。少なくともテニスにプロがあって、コーチで生計を立てる人がいるぐらいだから、バドミントンだってそうなる日が来るかもしれない。

 

 

 

ワクワクすること、したいよね。

だからこそ、そのための下積み時代、しときましょう。

仮面浪人をするがごとく、仮面社畜しときましょう。

 

仮面の裏であなたは密かにチカラをつけるんです。

 

ただし、職場で大きなストレスを感じるようであれば、無理してはいけません。心療内科や精神科いって診断書貰っておさらばしましょう。

www.tokiwa-grove.com

 

 

追記

 

おもしろい記事、見つけました。「好きなことを仕事にしても生きていけるよ!」じゃなくて、「好きなことを仕事にしないとロボットに仕事を奪われて生きていけなくなるよ?」という記事。なんというパラダイムシフト。このレトリックな感じがイケハヤさんっぽくていいね。

 

www.ikedahayato.com

 

 

*1:三木清『哲学入門』岩波新書、1940年、34-35頁。